売れたバイク上位3位

2021年度最も売れたバイクは、ホンダの「レブル250」です。
その販売台数は1万2,048台で、2位の販売台数の倍くらいの売り上げを誇っており、まさに一人勝ちといった状況と言えます。

レブルの大きな特徴は乗りやすさにあります。
このクラスにしては比較的軽量で、取り回しが非常に良いのです。
ボディーはアグレッシブな印象ですが、シート高は低くて足つき感がとても良いです。
また、シフトやエンジン特性も操りやすくて、初心者でも十分に乗りこなせます。
そしてスポーティーさとワイルドさを兼ね備えたデザインは、非常にバランスが良くてあらゆる層から人気を集めています。

続く第2位はホンダの「PCX160」です。
これはビッグスクーターに属するモデルで、6,667台を記録しています。
PCXはビッグスクーターの定番となっていますが、160ccのこのモデルはとても走行性能が高いのが特徴です。

エンジン特性が高速巡航に適していて、長距離ツーリングに出かけるのにも楽しいバイクとなっています。
スマートでちょっと近未来を感じさせるデザインも、幅広い年代に受けています。
通勤などの街乗りでもツーリングでも便利な一台で、使い勝手が良いバイクに仕上がっています。

第3位はカワサキの「Ninja ZX-25R」です。
やはりバイク好きの人にとってはNinjaは外せないモデルとなっていて、250cc以下でもその人気は不動です。
販売台数は4,761台をマークしています。
スポーティーで250cc以下とは一瞬思えない重厚感のあるボディーが特徴的です。
このクラスではただ一つの4気筒エンジンは非常にパワフルで、軽いボディーを軽々とトップスピードに乗せてくれます。

売れたバイク4位と5位

第4位はヤマハの「YZF-R25」で、販売台数は4,387台となっています。
YZFシリーズはヤマハの定番で、独特の山形のボディーフォルムが特徴的です。
切れ味の良いエンジンの吹け上がりと、レスポンスの良い足回りがバイク好きの心をくすぐります。
といっても、難しいバイクではなく軽くコーナリングができることなどから、ちょっと大きめのバイクが初めてという人でもすぐに乗れるようになります。
若者からの人気も厚く、あらゆる年齢層からの支持が見られるモデルとなっています。

第5位はホンダ「ADV150」で、販売台数は4,173台を記録しています。
クロスバイクとビッグスクーターをかけ合わせたようなスタイルで、多岐にわたるシーンで乗れる適応力の高いバイクです。
街乗りでも気軽に運転できますし、アウトドアシーンでも走りの楽しさを実感できる一台となっています。
趣味のバイクとして優れた性能を持っていて、カスタムもしやすいのでエントリーからコアなファンまで満足させる力を持っています。